愛媛・宇和島旅行体験記とおすすめのアイテム

先日の大雨で甚大な被害のあった宇和島。
今も復旧作業が毎日進められていると思います。
宇和島は美味しいものがたくさんの、穏やかな人たちが暮らす素敵なところでした。
昨年の秋に出かけた宇和島をご紹介します。

 

宇和島に着いて、まず向かったのは和霊神社。
出かける前にガイドブックで調べた和霊神社は黒っぽい建物で、なんだかとてもシックな佇まいだったからです。
神社の境内にある大鳥居は、石造りの鳥居の中で日本一の大きさだと、犬のお散歩にいらっしゃったお爺さんに教えてもらいました。

 

その鳥居をくぐると、石造りの太鼓橋が現れます。
太鼓橋の下を流れる川は、お祭りの時期に神輿を担いだ人たちが神輿ごと入って行くそうで、神輿を担いだ人たちが水しぶきを上げて川の中を練り歩く姿を想像するとその勇壮さにわくわくします。

 

橋から目の前の階段を上がると、見事な銀杏の木が、金色の葉をたくさん付けていました。
日の光を受けてキラキラ輝くような銀杏の葉っぱの向こうに、写真通りシックな雰囲気の和霊神社が。
組木や透かし彫りが見事な境内には、牛鬼が大きな口を開けてこちらを見ています。
この日は七五三のお参りの親子が何組か。可愛らしいかんざしを揺らしながらオスマシの女の子がお母さんに手を引かれて歩いていました。

 

お腹が空いたので、車で10分程度のきさいや広場へ向かいます。
この道の駅は、地元の美味しいものがたくさん売っています。
縮尺がおかしいのではないかと思うほど大きなしいたけやキウィがたくさん並んでいます。
冷蔵庫の中には、宇和島名物じゃこ天がたくさん。

 

さらに目を転じると、オレンジ一色。こんなにたくさんの種類があるの? と思うほど、柑橘類が山と積まれています。
どれもきれいなオレンジ色で、いろいろな種類を選ぶことができます。
お店の人と話していると、カメムシが大発生して収穫が減っているとのこと。
カメムシが果物の汁を吸ってしまうことも初めて知りましたが、なんと贅沢なカメムシ!
美味しいものは虫もよく知っているそうで、熟れて美味しい実から被害に遭うそうです。

 

お買い物に目移りしながら、売り場奥にある食堂で鯛めしをいただきました。
道の駅の食堂は、その土地の美味しいものを楽しめることが多いですが、きさいや広場の食堂も本当にメニューが豊富で、どれを頼もうかかなり悩みました。
鯛めしはいい香りで鯛の身も甘くて、やはりその土地で特産とされる食材を使った料理は本当に美味しいと再認識できます。

 

本日泊まる木屋旅館は夕飯が付かないので、きさいや広場で夕飯にするじゃこ天やしいたけ、もちろんたくさんの柑橘類を購入し、宿へ向かいます。
木屋旅館は海外のデザイナーも参画して改修した建物で、1階と2階を隔てる部分(1階の天井と2階の床)が透明なアクリル板となっている部屋もありました。
宿のスタッフは夕方になると帰ってしまいます。夜は宿泊客のみで過ごし、朝にまたスタッフの方が朝ごはんを持ってきてくださいます。

 

昔の文豪がくつろいだ書斎のような部屋もあり、歴史的にも貴重な建物に近代的な設備をリノベーションしたこの宿は、マイペースでじっくりゆっくりしたい方にお勧めです。
調理器具は無いので持ち込みが必要ですが、きさいや広場で購入した干物やもちろんじゃこ天を軽くあぶって、日本酒や焼酎で楽しみました。
お酒の後にいただく柑橘類は、口の中をさっぱりさせてくれます。
ナイフが無くても皮を向ける種類もたくさんあったので、いろいろな種類の柑橘を食べ比べしました。

 

温泉ではないそうですが、お風呂も落ち着いた雰囲気。浴槽の中にLEDが付いているのにはびっくりしました。
朝いちばんでもお風呂に入って涼んでいると、スタッフの方がサンドイッチを持ってきてくださいました。コーヒー、紅茶、オレンジジュースとミルクの入ったポットが並び、朝ご飯のお供にもみかんをいただきます。

 

たくさん美味しいものをいただいて、本当に楽しい旅でした。
今年もカメムシが大量発生しているそうで、大雨の被害と相まって、宇和島の農家さんも大変だと思います。
また宇和島に伺って、美味しいものをいただいて、宇和島を応援したいと思っています。
皆さんもぜひ、宇和島まで足を延ばしてみてください。

トップへ戻る